細野晴臣やデイジーワールドのアーティストの“ぼやき”・・・・・お楽しみ下さい・・・・

2011年02月28日

どこかで聴いたメロディ

昨日のラジオで選曲したNew Friends of Rhythmの"Southern Comfort (1947年録音)"。
どこかで聴いたことのあるメロディーだねぇ、と話していましたが収録中は思い出すことができず・・後でクレジットを確認したら作曲はスティーブン・フォスター。聞き覚えの無いタイトルだと思ったら、1860年に書かれた"Old Black Joe (or Poor Old Joe)"の異名同曲でした。
と、ここに報告しておきます。


以下、フォスターついてのメモ。
この曲を書いた4年後にニューヨークのアル中の街バワリーで37歳で亡くなっています。その時の所持品は小銭38セントと走り書きの紙切れ1枚。
1800年代、音楽の著作権がまだ概念として未熟だった頃、フォスターは沢山の佳曲を作曲していたにもかかわらずその収入は微々たるものでした。モーツァルト、ベートーベン、ウェーバーのようなクラシックの作曲家に憧れていたフォスターにとって「故郷の人々」のようなポップ・ソングを書くことは自分の経歴に傷を付ける行為のように思われ楽譜に署名を入れなかった。ミンストレルズ・ショウで唄ったエドウィン・クリスティは自分の名前を入れて楽譜を出版して大ヒット、フォスターは15ドル貰っただけだったという。

以下、New Friends of Rhythmについてのメモ。
中心人物は、1915年バルチモア生まれのチェリストでアレンジャーのアラン・シュルマン。作曲をヒンデミットから学び、トスカニーニ指揮のNBCシンフォニーオーケストラに1937年から1942年まで所属。ネルドン・リドルにオーケストレーションを教えた人物でもあります。30〜40年代にはLeo ReismanやArthur Fiedlerなど数多くの編曲を担当。23歳の頃にはラジオ番組、ダンスバンド、レコーディングに引っ張りだこだった様子。その中にはレイモンド・スコットの実兄Mark Warnowのラジオ番組「Columbia Wirkshop」も含まれている。当時、CBSの番組はレイモンド・スコットとその兄マークと、バイオリニストのDavid Mankovitzの共同経営によるユニバーサル・レコーディングで録音・放送されていました。アランは、自身の出演番組のアセテート・トランスクリプション・ディスクと交換に、レイモンド・スコット作品の記譜をフレッド・シェルドンというペンネームでしていたらしいです。そんなバイトの影響なのかな? このNew Friends of Rhythmによる演奏はちょっとヘンテコで面白い!

ではまた。
posted by admin at 08:28| okayang